気象庁が2026年春からのエルニーニョ発生を報告
2026.06.26
気象庁は6月10日、エルニーニョ監視速報を発表しました。本速報によれば、2026年春からエルニーニョ現象が発生しているとみられ、少なくとも秋にかけて継続する見込みです。
エルニーニョには世界平均気温を押し上げる傾向があり、気候変動の長期トレンドと重なることで、世界的な記録的高温のリスクが高まることが懸念されます。エルニーニョ発生年の日本の夏は、統計的には冷夏・多雨の傾向にあるとされているところ、気象庁からは、日本での5月の天候について「エルニーニョ現象時の特徴は明瞭に見られなかった」と報告されています。
プラネタリーヘルスの観点からは、2023年のようにエルニーニョ発生年でも日本で猛暑となった例があることから、熱中症をはじめとする高温による健康への様々な悪影響が懸念されます。また、エルニーニョの発生に関わらず、2023年~2025年に記録的な高温が続いていることもあり、今年も猛暑となる可能性が見込まれることから、健康リスクの観点からも今後の気温の推移を注視していく必要がありそうです。